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ゴードン・ベル賞 2018年ファイナリストにノミネート ー 市村客員研究員・藤田客員研究員ら
ゴードン・ベル賞※の2018年ファイナリストに、総合防災・減災研究チームの客員研究員らによる研究グループがノミネートされました。
世界から6チームがノミネートされており、米国・ダラスにて今月11日より開催されるハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算技術)に関する世界最高峰の国際会議であるSC18において、最終発表が行われます。
- ハイパフォーマンスコンピューティングを用いたアプリケーションの実性能と計算科学の成果に対して ACM (Association for Computing Machinery) より授与される賞。スーパーコンピュータの世界では最も権威ある賞とされる。
ノミネート対象となった研究は、市村強客員研究員、藤田航平客員研究員、堀宗朗客員主幹研究員、中島研吾副センター長らのグループによる、大規模計算と人工知能を組み合わせた超高分解能都市地震シミュレーションに関する研究成果です。
市村客員研究員らのグループは以前より、「京」を使った都市地震大規模シミュレーションや「京」により計算した地震動分布データを使って学習させた人工知能を使った次世代地震動分布予測システムに関する研究を行っており、従来では不可能であった超高分解能な解析や不確実性を考慮した評価ができるようになることが期待されています。
市村客員研究員らのグループはその成果により、SC14およびSC15においてゴードン・ベル賞のファイナリストに、SC16およびSC17において最優秀ポスター賞を、各2年連続で受賞しました。
今回は、米国オークリッジ国立研究所の「Summit」を利用することで、それらの成果をさらに発展させた内容となっています。
オークリッジ国立研究所ウェブサイト特設記事(英語)
最終発表は現地時間11月14日15時30分より、SC18の会場であるケイ・ベイリー・ハッチソン会議場にて行われます。
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(2018年10月31日)